
ちょいムズ本|プロが惚れたこの一冊
By 問い読(オンライン読書ゼミ)
produced by 問い読。「ちょいムズ本を仲間と読み切る」をコンセプトとしたオンライン読書プログラム「問い読」を提供しています。
聴き手は、元ハーバード・ビジネス・レビュー編集長で200人以上の経営者にインタビューを重ねてきた岩佐文夫(問い読共同創業者)。
まるで「愛想はないけどいい奴」のような「ちょいムズ本」こそ、人類の叡智の結晶。あなたもこの1冊から読書を始めてみませんか?
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【番外編】親が「本を読みなさい」と言っても子どもが本を読まない理由 #68
そもそも人はなぜ本を読むのか? / 読まない人もいてまったくかまわない/ メリットや役に立つことを動機にすると読書は続かない / 読んでいる時間そのものがすでに「アウトカム(報酬)」 /なぜ親が本を読みなさいと言っても子どもは読まないのか?/次回ゲストはミネルバ式リーダーシップ研修を日本で展開する、黒川公晴さん
【紹介された本】
マーシャル・B・ローゼンバーグ『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』日本経済新聞出版
https://amzn.asia/d/0j18RdNj
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【古賀史健】権利が「権理」と訳されたら歴史は変わった『たとえば「自由」はリバティか』 #67
リバティの本質を表すなら「自主独立」の自主と訳すべきだった/お金に不自由しない状態を自由と呼んでしまう感覚 /「権利」ばかり主張してという日本特有の批判が生まれる構造 / 「生まれながらにして持つ権利」という言葉の危うさ/権利の利が利益の利であるがゆえに /もし「権理」と訳していたら歴史は変わっていた
【紹介された本】
渡辺浩『たとえば「自由」はリバティか──西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる6つの講義』岩波書店
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【古賀史健】著者が文科省!?敗戦直後につくられた熱すぎる教科書『民主主義』 #66
著者名が文部省!中学生向けに作られた「熱すぎる教科書」/敗戦直後に込められた「教育を誤ってきた」というじくじたる反省 / 民主主義は単なる政治のやり方だという勘違い / 政治だけでなく経済や家庭の中にも民主主義は存在しなければならない /官僚が書いたとは思えないほど力強く言い切る名文
【紹介された本】
文部省『民主主義』角川ソフィア文庫
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【古賀史健】関係ないと思ってたのに…読み始めたら止まらない『尊皇攘夷』片山杜秀 #65
保守思想に興味がなくても引き込まれるまるで講談や落語のような語り口/歴史学者でありながら一流のライターでもある著者の研ぎ澄まされた文体 / 無駄な言葉が一切なく短く区切られる句読点の美学 / 結末のたった6ページを腹落ちさせるためだけに数百年の歴史を追体験する
【紹介された本】
片山杜秀『尊皇攘夷ー水戸学の四百年ー』新潮選書
https://amzn.asia/d/0aFke146
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【番外編】人生で絶対に読むべき3冊『ファスト&スロー / 人びとの社会戦争 / 庭の話』 #64
今回は「人生で絶対に読むべき」3冊をご紹介 / 私たちは全く合理的に考えていない『ファスト&スロー』 / 「普通の人たち」が戦争を望んだ『人びとの社会戦争』 / メディアの煽動記事は読者からの圧力がきっかけ?/ プラットフォームでもコミュニティでもなく「庭」が必要だ『庭の話』
【紹介された本】
舩橋 晴俊 『社会制御過程の社会学』東信堂
https://amzn.asia/d/09A5qDyM
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【手塚マキ】見返りを求めた瞬間、それは愛ではなくなる『愛するということ』フロム #63
大人になって社会の解像度が上がってから読む古典は楽しい/ 好きな人ができた時ではなく散々格闘した後に読むべき恋愛本 / 相手がいるから愛するのではなく自ら主体的に愛する/恋に落ちるという受動的な感情を完膚なきまでに否定する/愛は技術相手の反応をコントロールしようとするから人間関係は地獄になる
『愛するということ』エーリッヒ・フロム 紀伊國屋書店 2020年
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【手塚マキ】ノイズを受け入れ、リズムを感じろ『センスの哲学』千葉雅也 #62
なぜホストに教養が必要か/相手の脈絡のない話をただの「リズム」として全身で感じる/分かりやすい枠にはめるのが楽だからこそ人はノイズを嫌がる/ お客さんを自分の得意な枠にはめようとした瞬間にこぼれ落ちるもの/ 目的なく「今この瞬間」だけを味わい尽くす/ 日々の人間関係の息苦しさを解放し圧倒的に生きやすくなる哲学の劇薬
『センスの哲学』千葉雅也 文藝春秋 2024年
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【手塚マキ】ホストだから考えた「粋」な人間関係『「いき」の構造』九鬼修造 #61
※今回の配信は、一部の音声にお聞き苦しい箇所がございます。あらかじめご了承いただけますと幸いです。
毎日新聞で書評を書いていた歌舞伎町ホスト/「粋」とは何か?ホストだからこそ切実な問い/ 相手に媚びるけれども決して執着しない /うまくいかない時に泥臭く執着せずサッと引ける「諦め」の境地 / 完璧な関係性ではなく「不安定である状態」こそが最も面白い/ホストとお客様の良質な関係性が江戸時代の遊郭と完全一致
『「いき」の構造』 九鬼 周造 岩波文庫 1979年
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【荒木博行】田中角栄は有罪か?小説家・真山仁の巨大な挑戦『ロッキード』#60
あの真山仁がノンフィクション?/ 小説家が本気で挑んだ600ページ / 何十年も前の現金引き渡しルートを車で実際にトレースする執念 / 田中角栄は本当に有罪だったのか? /過去の3冊の選書に共通するのは「この世のありようを疑う」 / 中途半端な推論は陰謀論に成り下がる /エンタメとして仮説推論を使いこなすと世の中が劇的に面白くなる
『ロッキード』真山 仁 文春文庫 2023年
https://amzn.asia/d/00SXekFY
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【荒木博行】疑いつつ、世界を編集せよ『擬(もどき)』#59
「この世は見えている通りになっていない」という根源的な疑い/ただ疑うだけだとシニカルになって終わる、だからこそ編集せよ / アナロジーとアフォーダンスとアブダクションという3つの知恵の掛け算/ 自分が表に出るのではなく知識を組み合わせる「編集者」としての生き方
『擬』松岡 正剛 、春秋社
https://amzn.asia/d/0fJv2iBb
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【荒木博行】2,4,6,8の次は27!? 人間は世界を一部しか知らない『精神と自然』#58
今週からゲストは荒木博行さん/「教えているけど自分が一番学びたい」 / 『精神と自然』/ 世界という巨大な円の「弧」の部分しか認識できない人間のちっぽけな知性/知的に謙虚であれというメッセージがビジネスの現場に響く/ ロジックが入り組んだ難解な本は「大枠を掴めばいい」
『精神と自然』ベイトソン、岩波文庫
https://amzn.asia/d/0icNaXmD
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【番外編】高橋祥子さん回振り返り&次回ゲストは荒木博行さん!#57
高橋祥子さん回振り返り/自然科学でガッツリ3冊は初!/井上は『社会はどう進化するのか』、岩佐は『進化の意外な順序』を早速読了/次回のゲストは本の虫として知られる荒木博行さん/骨太な古典への底知れぬ愛/専門バカにならない領域横断的読書&執筆スタイル/ 膨大な過去の読書からどんな3冊が選ばれるのか?
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【高橋祥子】善人だけが集まってもいい社会はできない『社会はどう進化するのか』#56
人間が愚かだから社会がうまくいかないわけではない / 善人か悪人かではなく協力関係が続く「仕組み」になっているかが全て / 意識の高い人を集めても社会が勝手に良くなることは絶対にない / 進化とは弱肉強食の競争ではなく「協力」であるという直感に反する事実/罰則や目的の明確さがなければ集団は簡単に崩壊してしまう
▼紹介された本
『社会はどう進化するのか』デイヴィッド・スローン・ウィルソン 著 亜紀書房
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【高橋祥子】AIに意思や感情が宿らない理由『進化の意外な順序』 #55
「私は感情より理性で生きている」論への警鐘 / バクテリアから人間まで。ホメオスタシスという生存戦略 / 文化や芸術は人間が賢いから生まれたのではなく感情を調節するツール / 人間が賢くなったから文化を作ったという傲慢な思い込みの崩壊 / 身体がないAIにはホメオスタシスがなく感情や意思は宿らない
▼紹介された本
『進化の意外な順序』アントニオ・ダマシオ 著 白揚社
https://amzn.asia/d/0298zz50
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【高橋祥子】科学者は研究室に閉じこもってはいけない『宇宙の扉をノックする』#54
博士2年目で起業/ゲノム解析は「神への冒涜だ」という猛烈なバッシングを浴びる/科学と社会の接続が必要だと身に染みた/ 本書は「科学者は社会から切り離された存在であってはならない」という警告の書 / 基礎科学は常に「想定外の使われ方」をして社会を変える / 役立つ研究しないことはなぜナンセンスか
▼紹介された本
『宇宙の扉をノックする』リサ・ランドール 著 NHK出版
https://amzn.asia/d/03fDXMv3
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【番外編】次回ゲストは生命科学者・起業家の高橋祥子さん!『生命科学的思考』とは#53
次回ゲストのご紹介/生命科学者で起業家の高橋祥子さん/ 起業家を目指していたわけではないのに気づけば最前線に立っていた /淡々とした語り口の裏にある熱意/生命の原則を客観的に理解した上で「主観的」に抗うことが希望だ、と『生命科学的思考』は言う /私たちは遺伝子の乗り物だ。しかし唯一その前提に抗える生命である
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【玉利康延】すべてを受け止めるルツボの街・大阪『大阪アースダイバー』#52
「アースダイバー」はブラタモリのご先祖的土地の読み解き/ 古代の大阪は上町台地だけが突き出た半島だった/「梅田」は「埋められた」ことを意味する記憶 /新しく土地が成ったから「西成」/古墳時代に渡ってきた人々が我々の先祖の7割を占める/外から来た人々の「ルツボ」としての大阪/ 混じり合いの結果としての強烈なB級グルメ感
▼紹介された本
『大阪アースダイバー』中沢 新一 著 講談社
『和食人類学』文脈デザイン研究所
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【玉利康延】どんぶり一杯に見る人類の壮大なバトンリレー『麺の歴史』#51
歴史の最新発展形であり食の革命、即席麺/安藤百福以上の麺の専門家は日本に存在しない/ラーメンの起源は紀元前8000年のメソポタミア/古文書を読み実際に古代麺を作る/多摩川を越えると消滅するうどん文化の謎/庶民が包丁を持てないから手延べ麺が生まれた/包丁を使う日本のそばは麺の「バージョン3」▼紹介された本
『麺の歴史 ラーメンはどこから来たか』奥村 彪生 著 2017 角川ソフィア文庫
『和食人類学』文脈デザイン研究所
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【『和食人類学』玉利康延】表舞台に出ない民衆たちのサバイバル『菜の花の沖』#50
奇跡の“自費出版”『和食人類学』著者の玉利さんがゲスト/学問横断で和食を解明する/「北前船」という江戸時代のインターネット/なぜ遠く離れた関西で昆布出汁が使われるようになったのか/「棒鱈」が証明する壮大な交易の歴史/政治の表舞台には出ない民衆たちのたくましいサバイバル
▼紹介された本
『菜の花の沖』司馬 遼太郎 著 文春文庫
『和食人類学』文脈デザイン研究所
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【番外編】「とんでもない本だ…」元編集長2人が唸った奇跡の“自費出版” #49
編集者も驚く規格外の“自費出版”『和食人類学』/むしろクオリティが高すぎて出版社から出せなかった /美しすぎるグラフィック、途方もない情報の整理 / 日本人が魚を干して加工した必然 /暮らしの中に潜む名もなき「民藝的なイノベーション」 / 気候と風土から生まれた色を抜きに日本文化は語れない
▼紹介された本
『和食人類学』文脈デザイン研究所
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【中路隼輔】賛同せずとも、もう無視はできない『加速主義』#48
資本主義を限界まで加速させる究極の選択 / OpenAI周辺で熱狂を生む「効果的加速主義」 / テクノロジーの規制を全部取っ払え / 権威主義国家・中国の方がテクノロジーと相性がいい皮肉 / 今読み直すと見事に未来を予言している本の増補版 / いいか悪いかは一回棚上げする / 答えを探すのではなく強烈な問いを持ち帰る
▼紹介された本
『加速主義 ニック・ランドと新反動主義』木澤佐登志 著 星海社新書
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【中路隼輔】柄谷行人が残した未来への憧憬と予言『力と交換様式』#47
資本主義の次を予言する書 / 世界史を「交換様式」で解剖 / 贈与と返礼で回っていた古代 / 服従と保護から生まれた国家 / 貨幣と商品が支配する資本主義の行き詰まり / 互酬性が高次元で回復する? / 東京的な匿名経済と地方的な贈与経済 / 前提知識ゼロで読める奇跡の哲学書 / 柄谷行人が描く未来への憧憬
▼紹介された本
『力と交換様式』柄谷行人 著 岩波書店
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【中路隼輔】VCが資本主義のど真ん中で抱える違和感『現代経済学の直観的方法』#46
なぜ、VCが人文科学を支援するのか?/資本主義のど真ん中で生きる人間が突きつけられる問い/この本は物理学者だからこそ書けた/なぜ我々は日々「経済成長」を求められ続けるのか/わかりやすいが、読者を舐めていない/単純化するのではなく「直観」に訴える/枝葉の議論に迷った時、経済の「幹」を捉え直すための必読書
▼紹介された本
『現代経済学の直観的方法』長沼 伸一郎 著 講談社
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【番外編】要約は本を滅ぼすか?#45
あらゆる本をAIは見事に要約する/『種の起源』100分de名著と原著を両方読んでみた/「コアな情報」と「無駄な情報」があると考える要約派の罠 /価値は「情報」にはない/そもそも 本文の太字って要約的だよね/「読む時間」ではなく「考える時間」と捉える/ 時間が経つと、星座がつながる/「人は要約できない」
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【河野通和】出口治明も魅了した若き日本人の群像『クアトロ・ラガッツィ』 #44
『クアトロ・ラガッツィ:天正少年使節と世界帝国』/ クアトロ・ラガッツィ=4人の少年/1582年に長崎からローマへ派遣された少年たち/ いつ命を奪われるかわからない/秀吉がキリシタン弾圧に踏み切った本当の理由 /帰国した彼らを待っていたのは「全く別の国」になった祖国/出口治明も徹夜で読み耽った
▼紹介された本
『クアトロ・ラガッツィ』若桑 みどり 著 集英社
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【河野通和】思想家の人生ドラマを誰も知らない『フィンランド駅へ』 #43
思想史なのに小説のような一冊/思想の流れを人生のドラマとして追体験する/文学者としての マルクス、風刺としての『資本論』/偉人たちの人間臭いエピソード満載/ ロシア革命への憧れと幻滅/「フィンランド駅」という書名の意味/映画的なラスト/現代のプーチン政権と重ねて読む
▼紹介された本
『フィンランド駅へ 』エドマンド・ウィルソン 著 みすず書房
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【河野通和】「ふつうの日本市民」が戦争を望んだ『人々の社会戦争』#42
『考える人』の名物編集長が選んだ「今読むべき一冊」/「名もなき人々」の日記を読む/暮らしを読み解くというアプローチ、自由への嫉妬という斬新な視点/大正デモクラシーが生んだ自由へのバックラッシュ/「モダンガール」への激しい嫉妬/社会の鬱憤を晴らすための戦争/ SNSとの類似性/私たちの無意識が歴史を作っている
▼紹介された本
『人びとの社会戦争──日本はなぜ戦争への道を歩んだのか』益田 肇著 岩波書店
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【番外編】「AIが読書をなくす」論を編集者が考えた #41
AIがあれば本はいらない?/5000字の要約と鈍器本両方読んでnoteを書いたらバズった/編集者のときは本を読めていなかった/モノローグ的読書、ダイアローグ的読書/読書の原型はダイアローグにある/思考は他者との対話で進む/アウトプット前提の読書をして驚いたこと/効率よりも生成する喜び/生きている実感とAI
※オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)の詳細は以下のサイトからご確認ください。無料体験会も開催しています。

【 舩橋真俊 】制御とは支配ではない 『社会制御過程の社会学』舩橋晴俊 #40
『社会制御過程の社会学』/フランスでの原体験/「制御」は支配ではない/社会を持続可能な方向へ舵取りする/3.11と原発問題/技術的合理性と社会的合理性の乖離/代々木公園の地下に核廃棄物?/自分の子供を他人に預けられるか/現場主義と被害者への眼差し/学問とは命懸けの営み/父から受け取ったバトン/人間としての実存
【紹介された本】
舩橋 晴俊 『社会制御過程の社会学』東信堂
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【船橋真俊】ネットがない時代だからこそ生まれた狂気的記録『シートン動物誌』#39
圧巻全12巻・5000ページ/実体験では得られないリアルな野生の知見 / ネットもない時代に足で稼いだ客観的記録の最高峰/ 読めば自然観が根底から揺さぶられる/本来存在しない感情を捏造し擬人化する安易な動物愛護への痛烈なカウンター/ 熊が人間を残忍に襲うのは臆病な平和主義者だから
【紹介された本】
アーネスト・トンプソン シートン『シートン動物誌』紀伊國屋書店
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【船橋真俊】臓器を繋ぎ合わせても動物は生き返らないのはなぜか?『部分と全体』#38
今回のゲストはインタビューに裸足で現れる「異端の科学者」/『拡張生態系』著者・舩橋真俊さん/人間同士が葛藤するプロセスが今日の「科学」を生んだと教えてくれる一冊/天才たちが酒場で議論し、音楽を愛した /教科書には載らない科学者たちのドラマ /完璧な理論を作り出した天才だからこそ逆に次の扉を開けなくなる人間らしさ
【紹介された本】
W.K. ハイゼンベルク『部分と全体―私の生涯の偉大な出会いと対話』みすず書房
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【番外編】ぶっちゃけどの本が気になった?プレイバック「ちょいムズ本」企画!#37
豪華ゲストが紹介してくれた名著を振り返るプレイバック企画 /岩佐①為末大さん紹介『神々の沈黙』/井上❶哲学者・谷川嘉浩さん紹介『探究I』/岩佐②二村ヒトシさん紹介『中動態の世界』/井上❷大川内直子さん紹介『ディスタンクシオン』/音声だけで伝わる嘘偽りのない本への愛情 /軽やかな語りが 読書へのハードルを下げてくれる
【紹介された本】
『神々の沈黙』(ジュリアン・ジェインズ)× 為末大さん
『探究I』(柄谷行人)× 谷川嘉浩さん
『傷つきやすいアメリカの大学生たち』(ジョナサン・ハイト 他)× 篠田真貴子さん
『中動態の世界』(國分功一郎)× 二村ヒトシさん
『世界文学のアーキテクチャ』(福嶋亮大)× 宇野常寛さん
『ディスタンクシオン』(ピエール・ブルデュー)× 大川内直子さん
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【大川内直子】なぜ日本人は「日本人論」が大好きなのか?『「日本人論」再考』#36
日本文化とは何かを語る本は売れるのに「日本人論自体を考える本」は珍しい / 東大の名物「船曳ゼミ」の実際 / 「相手をどう見ているか」という解像度こそが本当の知性/ 外国の文化が入り乱れているのに「日本人」と線を引きたがる矛盾 / 日本人という見えない呪縛から自分を解き放つための社会学的アプローチ
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【大川内直子】見えない格差の解体新書。20世紀最大の社会学書『ディスタンクシオン』#35
多くの読者が手強さに敗北して積読にしている20世紀最大の社会学書/ 「人が人をどう区別しているか」という残酷なテーマの解剖/「自分の好みは自分で決めた」という強固な自己認識を粉々に打ち砕く/自分の見方は実は「階級」に縛られている/そのことに無自覚だった自分に気づいて感じた自己嫌悪
【紹介された本】
ピエール・ブルデュー『ディスタンクシオン』https://x.gd/Vy6Ou
【ゲスト】
大川内直子 株式会社アイデアファンド代表取締役
株式会社問い読は、オンライン読書プログラム「問い読」(=問いからはじめるアウトプット読書ゼミ)を開催しています。詳細は以下のサイトからご確認ください。https://toidoku.com/

【大川内直子】「単線化」された人類史からこぼれ落ちる複雑な現実『万物の黎明』#34
今回のゲストは文化人類学者大川内直子さん/一番役に立たなそうな学問を選んだらなぜかビジネスの最前線にいた / 天才人類学者デヴィッド・グレーバーの根底に流れるアナーキズム / 国家や制度という網の目をかいくぐって自己決定していく人々のしたたかさ / 原始から現代へという単線的な進化のストーリーを完膚なきまでに破壊する
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【番外編】課題図書とことん深掘り回『学習する組織』『万物の黎明』『中動態の世界』#33
課題図書① 『学習する組織』組織を機械的な型ではなく生きている生態系として捉える視点/②『万物の黎明』ハラリや『銃・病原菌・鉄』に真っ向から喧嘩を売る一冊/③『中動態の世界』 人間に意志などなくてよかった?失われた「態」に光を当て言語学から問い直す/「責任を取る」とは何か?という根源的な問い
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【近内悠太】人類だけ!「胃袋の外部化」という究極の発明『火の賜物』#32
人間は火を使って「調理」をしたことで消化器官を外部化 / なぜ他の社会的な動物たちは人間のように脳が巨大化しなかったのか / 夜に火の番をしながら噂話をした20万年前の記憶が焚き火の心地よさを作っている /科学的なバックグラウンドがなくてもスラスラ読める極上の知的エンターテインメント
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【近内悠太】冷徹な『利己的な遺伝子』著者の情熱溢れる名著『虹の解体』#31
ニュートンのプリズムが虹の神秘を解体した?/「驚きへの食欲」という最高にワクワクするサブタイトル / タンパク質の塊にすぎない人間がなぜ芸術や悲哀を生み出すのか / 「興奮する」ことの気恥ずかしさとそれを取り戻す方法/ 無邪気に愉快に生きるということが現代社会の最も喫緊の課題であるという強い警鐘
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【近内悠太】自分が書いた文章に自分が驚かなければいけない『言語表現法講義』#30
書き手も読み手も自分――その往復が文章を生む。私が美しいと思うことはきっとあなたも美しいと感じるはず。自分よがりではない普遍へつながる言葉。聴けば、あなたも書きたくなる。
【紹介された本】加藤典洋 『言語表現法講義』岩波書店
【ゲスト】 近内悠太 教育者。哲学研究者
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【番外編】難しい本の「難しさ」とは?どうすれば仲良くなれる?#29
「本を読むのが難しい」とは一体どのような状態なのか?/二重否定や言い切らない「こねくり回した文章」はなぜ生まれるか/ 壮大なテーマを自分ごと化するには/ 「経験したこともないトラウマ」を植え付けられる『百年の孤独』 /分厚い鈍器本を一人ではなく仲間と「問い」を立てながら乗り越える問い読の醍醐味
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【暦本純一】「農耕→都市→権力」人類進化の一本道をすべて覆す『万物の黎明』#28
「我々はどこから来てどこへ行くのか?」既存のグランドセオリーに大ナタ/世界史をすべてひっくり返す圧倒的パラダイムシフト感であり意欲作/ヨーロッパ人は征服したネイティブアメリカンに論破された?/ 農耕→都市→権力という直線的歴史観を全面否定/ 人類が忘れてしまった「もうひとつの可能性」/世界は「遊び」でできている
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【暦本純一】自己啓発?否、超名著 『ネットワーク科学が解明した成功者の法則』#27
タイトルは自己啓発本っぽいが中身はガチガチのデータサイエンス / ネットワーク科学の世界的権威が本気で書いた「成功の公式」 / 毎朝早く起きれば成功するという生存者バイアスをデータで完膚なきまでに論破 / 天才は若い時にしか業績を出せないという俗説の嘘/ 才能が可視化されてしまう「Qファクター」の恐ろしさ
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【暦本純一】僕たちの知らない「感覚」の壮大な宇宙『人間には12の感覚がある』 #26
生物それぞれが全く違う世界を見ている「環世界」という概念/ コウモリやモグラから考える「人間を基準にしない次世代AI」 / 手のひら全部と同じくらい敏感な触覚を鼻の頭に持つモグラ/人間の脳にも方角を感知する「第六感」が備わっているという最新仮説/まるで12個の全く違う宇宙を覗き込むような圧倒的なセンス・オブ・ワンダー
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【番外編】宗教の本じゃない。社会をいかにつくるかの解体新書『宗教の起源』#25
神の存在を抜きに「人類とは何か」は語れない / ダンバー数で有名なロビン・ダンバーが提唱する壮大な仮説 /宗教は巨大な社会をつくる強力な接着剤 / 「なぜ痛いことや苦しいことをするのか」という宗教の謎への答え / 巻末の進化生物学者・長谷川眞理子の解説が秀逸/社会や人間関係を根本から考えるベースになる「集団の起源」
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【番外編】テクノロジーは「生態系」だ!10年早すぎた名著『テクニウム』#24
WIRED創刊編集長が提示する「テクノロジーは何を求めているのか?」という根源的な問い / 個別の技術ではなくテクノロジー全体を一つの「生態系」として捉える画期的な視点 /テクノロジーを無邪気に信奉せず、徹底的に懐疑した上で論を詰める凄み / 「10年寝かせてようやく美味しくなったワイン」のような極上の読書体験
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【宇野常寛】「同世代最高の才能」が文学を再起動する『世界文学のアーキテクチャ』#23
「同世代で一番すごいのは福島亮大」と宇野常寛に言わしめる逸材 / 既存の問いをアップデートするのではなく「ゲームチェンジ」ができる唯一の男/ 近代小説という200年続いた思考様式の読み方を根本から変えてしまう劇薬 / 情報社会と文学という相容れない世界をフラットに繋ぐ恐るべき知性
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【宇野常寛】凡百の対談本と一線を画す名作『責任の生成』#22
対談本は賞の対象にもならず書評にも載らず見下されてきた / しかしこの本は違う/みんなが誤解している大ベストセラー『中動態の世界』の本当の恐ろしさ / 自由意志があるという前提の責任概念が完膚なきまでに崩壊しつつある/ これからの世の中で責任を成立させるにはもうこれしかないという圧倒的説得力
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【宇野常寛】プロジェクトメンバーが語る舞台裏『「風の谷」という希望』#21
渋谷の寿司屋に突然呼び出されて始まった8年間の狂騒 / テクノロジーを使い倒して「疎」な状態で生き延びる未来 / 安宅さんがあまりの激務で倒れて死ぬんじゃないかと本気で心配した / 風の谷を裕福な人だけの特権的な場所にしてはいけないという強い警戒心 / 最初のプルーフを読んだ瞬間にはこみ上げるものがあった
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【番外編】スマホを触ってしまう病の私たちへ『スマホ時代の哲学』#20
井上さん不在 / 創業メンバー、メルシさん登場 / 目標や目的に縛られた息苦しい日常から「ちょっと立ち止まる」 / 成長や効率化という資本主義の語彙が生活を侵食している / 目的がなく上手くできなくても心地よいのが本当の趣味では/ 虚無な時間に耐えられずスマホを触ってしまう現代人の病
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【二村ヒトシ】どうせうまく生きられない我々『ニューロマイノリティ』#19
神経の多様性を表す「ニューロダイバーシティ」/コミュニケーション至上主義が発達障害を生む / 肉体労働時代は身体障害のほうが大変だった / 夜空の星から「星座」というフィクションを作り出した異能の力 / ジョブズが抱える傷から生まれた「世の中に優しい工業製品」/どうせうまく生きられない我々が世間をサバイブする方法
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